今日は朝から調子が悪かった。
やっぱり最近、調子が落ちているのかもしれない。
ほんとうは2週間に一度の通院日で、病院に行かなければいけなかったのだけれど、顔を洗って、着替えるところまではよくて、そこからふっつり、動けなくなってしまった。
働いていたときのことを、ぼんやり思い出す。
そうだ、朝、いつも通りに起きて、支度を済ませたのに、どうしてもおうちから出られない、あの感じ。
病院に行くだけなのにどうしてだろう、どうしてこんなにつらいんだろう、と、自問自答がはじまる。
同居人氏2をいってらっしゃい、と見送って、家を出なければいけない時間まで、ぐるぐる、ぐるぐる、考えた。
どうしても、動けない。
駅まで歩いて行くのが、しんどい。
そこから電車に乗るのが、こわい。
家を出る時間になっても、どうしても出かける勇気が出なかったわたしは、同居人氏1のもとに、うじうじと近づいた。
どうしても、しんどい。
どうしよう。
と、言うと、
しんどいなら無理することないよ!
と、からっと言われる。
電話でも診察してもらえるんだから、そうしたらいいよ!
と言われて、
でも、みんながんばってるのに、わたしは病院にも行けないなんて、
と言うと、
無理するところと、無理しなくていいところがあるんだよ。
今日は無理しなくていいところだよ!
電話で診察してもらえるんだから、そうしてもらえばいいんだよ。
と、言われた。
そうか、これは無理しなくていいところなのか、と思うと、ほっとして、そのままお布団になだれこんだ。
病院に、かくかくしかじか、理由を説明して、謝って、無事に、電話で診察してもらえた。
ありがたくて、あたまがさがった。
それから、ずっとずっと、横になっていた。
携帯を見るともなくみて、だんだんと眠くなってきたら眠って、を、午前中と午後と、2回、繰り返した。
昨日もお散歩に行けてない、とか、今日なんで病院に行けなかったんだろう、とか、自分を責めることばが次々と浮かんでは消えていったけれど、午後の眠りから覚めると、なんだか、もう仕方ないや、と、思えてきた。
先生にも、
調子の波が落ちてしまっているんですね。
と、言われたから、たぶん、いまわたしは、調子が悪いんだと、思う。
調子が悪いときは、無理しない。自分に無理強いしない。これを忘れると、余計につらくなる。
だから、自分にダメ出しせずに、ただこんこんと、眠ったらいいよと、自分に対して思った。
明日もお散歩に行けなくても、また行けるときに行けばいい。
行けない日が何日かあったからといって、0になるわけじゃない。
0か100かで、考えなくていい。
調子が悪いなら、調子が悪いなりに、過ごせばいい。
無理しない、無理しない。
自分に言い聞かせるように、つぶやいてる。