ぬくぬく日記

ぬくぬく生きていきたい。双極性障害Ⅱ型、不安障害があります。障害者雇用で働いています。

こんこんと眠る(日記28)

今日は朝から調子が悪かった。
やっぱり最近、調子が落ちているのかもしれない。

ほんとうは2週間に一度の通院日で、病院に行かなければいけなかったのだけれど、顔を洗って、着替えるところまではよくて、そこからふっつり、動けなくなってしまった。


働いていたときのことを、ぼんやり思い出す。
そうだ、朝、いつも通りに起きて、支度を済ませたのに、どうしてもおうちから出られない、あの感じ。



病院に行くだけなのにどうしてだろう、どうしてこんなにつらいんだろう、と、自問自答がはじまる。


同居人氏2をいってらっしゃい、と見送って、家を出なければいけない時間まで、ぐるぐる、ぐるぐる、考えた。


どうしても、動けない。
駅まで歩いて行くのが、しんどい。
そこから電車に乗るのが、こわい。


家を出る時間になっても、どうしても出かける勇気が出なかったわたしは、同居人氏1のもとに、うじうじと近づいた。


どうしても、しんどい。
どうしよう。


と、言うと、


しんどいなら無理することないよ!


と、からっと言われる。


電話でも診察してもらえるんだから、そうしたらいいよ!


と言われて、


でも、みんながんばってるのに、わたしは病院にも行けないなんて、


と言うと、


無理するところと、無理しなくていいところがあるんだよ。
今日は無理しなくていいところだよ!
電話で診察してもらえるんだから、そうしてもらえばいいんだよ。


と、言われた。


そうか、これは無理しなくていいところなのか、と思うと、ほっとして、そのままお布団になだれこんだ。


病院に、かくかくしかじか、理由を説明して、謝って、無事に、電話で診察してもらえた。
ありがたくて、あたまがさがった。


それから、ずっとずっと、横になっていた。


携帯を見るともなくみて、だんだんと眠くなってきたら眠って、を、午前中と午後と、2回、繰り返した。


昨日もお散歩に行けてない、とか、今日なんで病院に行けなかったんだろう、とか、自分を責めることばが次々と浮かんでは消えていったけれど、午後の眠りから覚めると、なんだか、もう仕方ないや、と、思えてきた。


先生にも、


調子の波が落ちてしまっているんですね。


と、言われたから、たぶん、いまわたしは、調子が悪いんだと、思う。


調子が悪いときは、無理しない。自分に無理強いしない。これを忘れると、余計につらくなる。


だから、自分にダメ出しせずに、ただこんこんと、眠ったらいいよと、自分に対して思った。


明日もお散歩に行けなくても、また行けるときに行けばいい。
行けない日が何日かあったからといって、0になるわけじゃない。
0か100かで、考えなくていい。
調子が悪いなら、調子が悪いなりに、過ごせばいい。
無理しない、無理しない。


自分に言い聞かせるように、つぶやいてる。