今日も今日とてお休み。
ぽやぽやした顔をしていたらしく、同居人氏1から、
ほんとうに休みの日はやさしい顔してるねえ。
と言われた。顔つきが違うのは自分でもわかる。
そして、今朝も今朝とて、同居人氏1と同居人氏2は株の話で大盛り上がり。
共通の趣味みたいになってる。
わたしは2人の会話を聞きながら、何言ってるかほとんどわからないので、曖昧にニヤニヤしていた。
同居人氏2は、
株をやっているとね、アドレナリンが出るんだよ。
と言い残して出勤して行った。
やっぱり同居人氏2は、株向いてないんじゃないかとわたしは思った。
昨晩は、「七面鳥」が出た。
「七面鳥」とは、わたしが夜中に出てしまうパニック発作のこと。変な雄叫びが出てしまうので、そう呼んでいる。
夜中、だいたい1時とか2時とかくらいに、それは出る。
夢なのか現実なのかわからなくなって、「怖い!」と思うともうダメで、怖いのに声が出ない、声を出したい、声を出したい、怖い!と思っていると、ついに声が出て、それがなんとも、間抜けな雄叫びなのである。
文字にすると、
あ〜ああ〜〜〜〜〜〜〜〜
って感じで、本人は至って真剣なのだけれど、実際にあげた雄叫びによって目を覚ましたあと、少し冷静になると、「なんだいまの声」と、自分でもおかしくなってしまうくらい、変な声なのだった。
七面鳥の鳴き声、実際に聞いたことはないのだけれど、七面鳥のほうが立派に鳴くかもしれない。とかくわたしのパニック発作時の雄叫びは、「情けない声」という形容詞がぴったりくる。
そしてびっくりなのが、この雄叫び、結構な音量だと思うけれど、同居人氏1、2は全く起きない。
今朝も、夜中に七面鳥出ちゃってさ、悪かったね、うるさかったでしょ、と言うと、2人揃って、
え?そうなの?それは大変だったねえ。
と、あっけらかんとしていた。
2人が眠りの深い人でよかった、と思う瞬間だ。
わたしの七面鳥、一体何が原因で、どんな周期で出てくるのか、全く予想ができないので、厄介なのだ。
そして、七面鳥が出た翌朝は、やっぱりなんだか疲れていて、いまも、ソファでくったりしている。(ソファにいるのはいつものことなんだけれど)
お医者さまにも話しているけれど、特に対策できることもなく、出るに任せている。
我慢できるものでもないし、意図しているものでもないし、いやはや全く、七面鳥とうまく付き合うようにするには、どうしたもんか。
昼寝のときには、全く七面鳥が出ないのだ。
なんでだろう。
やっぱり夜は、なんだか怖いのかも。夜が怖くなくなりますように。
小さな頃からの、わたしの課題だ。